施工事例集
WORKS

高槻市 T様邸 ベランダFRP防水改修工事

Waterproof
   Works

防水工事

ベランダ防水工事

戸建て住宅ベランダの改修工事
FRP防水層に切れ目が入り、雨が進入したため下地が腐り、床がブヨブヨの状態でした。ベランダは南向きで2箇所とも同じ症状でした。
高槻市 T邸
工事期間 :4日間
住宅形態 :戸建て
構   造 :木造
築 年 数 :8年
 
 
リモデル前
 
 
全体的にFRP防水の上塗りにヒビが入り、防水層が浮いていました。明らかにおかしい症状。亀裂から雨水が浸入したのは間違いないが、なぜこのような症状になったのか?正直驚きました。  
           
 
解体工事
 
 
防水層を撤去するのが大変やろうなぁ、と思っていたのですが、手で強く引っ張れば防水層ごとめくれあがってきました。 下地は水が廻っていたので、腐朽ははげしく、下地のベニヤがコナゴナになりました。水勾配は躯体の桁を削ってきちんと勾配をとっていました。  
 
廃材をキレイに掃除した状態です。
腐朽は桁までは進んでいませんでした。
もう一箇所のベランダも同じ状態でした。  
           
 
下地造作工事
 
 
下地でもさらに水勾配をつけ、コンパネ24ミリを張ります。 さらにコンパネ24ミリの上にケイ酸カルシウム板12ミリを重ね張りします。下地完了です。  
 
雨養生
天気予報が「夕立が・・・」とのこと。雨に濡らすと防水工事が出来ないので、必死に養生しました。2重に養生したので、大雨が降っても大丈夫です。
 
           
 
FRP防水工事
 
 
FRP防水は直角になる角が弱いので、まずは入隅にコーナー役物を取付けます。 それから下地と防水層が密着するようにシーラーを一面に塗布します。ツヤがあるのがわかりますか?  
 
次にグラス繊維マットを敷きこんで、防水層を強化します。点線から上に敷きこんでいます。  
 
 
そして、ポリエステル樹脂を塗布と言うよりも流し込みます。下地が透けて見えると思いますが、樹脂が透明なのでこのように見えます。 ポリエステル樹脂が乾燥すれば上塗り材を塗布します。樹脂は乾くまで強烈に匂いますが、少し我慢してください。これで完成です。  
               

工事費について
  総工事費・・・約37万円
  ※工事費は下地の痛み具合や工事する面積や使用する材料のグレードなどによって
    変わってきます。


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